地方暮らしの初めの一歩に『地域おこし協力隊』という制度を利用した話 【その4】

田舎の庭 移住

実際暮らしてみてどうだっか 編

初めての移住で右も左もわからない町での生活でしたが、結論から言うと良かったです。
仕事内容はイベントの企画や情報発信などの広報活動が中心でした。一般事務のようなかちっとした仕事が苦手な私は、わちゃわちゃした企画系の仕事が合っていたようで割と楽しく働くことができました。

プライベートでは、気軽に家の庭で焚き火やBBQを楽しみ、休みの日には子供達と近くの川や海に行ったり、ちょと都会に行って映画を見たりと、伸び伸び過ごす事ができました。

一方、移住前からほぼ休みがちになっていた子供達の学校はというと、引越し後に数日は通ったのですが、学校自体に苦手意識があるようで、すぐに行かなくなってしまいました。

しかしながら、実家にいた時のように学校に行かない事を責める人が家庭内にいなくなったため、毎日笑顔で過ごし、日々ゆっくり成長している様子が見て取れたため、「これはこれでまた一つの形だな」と概ね穏やかに過ごす事ができました。もちろん心ない事を言う人もいましたが、わかってくれる人もいたので、耳障りな言葉は右から左に受け流し、やりすごしました。この辺のちょっと重い話もそのうちブログに書けたらと思います。


以下、私が感じた地域おこし協力隊制度を利用した地方移住のメリットデメリットです。

メリット

  • 家賃が無料(自治体により異なります)
  • 近くに店が少ない方気軽に飲みに行ったり外食ができないので、あまりお金を使わないで済む
  • 車生活を余儀なくされるので、運転技術がつく(私は移住前はペーパードライバーで運転が大の苦手でした)
  • 自然が多く景色が綺麗なのでその辺を走っているだけで気持ちが良い
  • 実家暮らしだった頃と比べ子供と私だけの生活は快適そのもの
  • 勤務時間が短いため副業をする余裕がある
  • 地域おこし協力隊として町に入ったので、役場の人に地域の人を紹介してもらえたりと、町に溶け込みやすい環境を整えてもらえた

デミリット

  • 地域おこし協力隊は、その業務の特性上、町の広報誌はもちろん、テレビやラジオ等のメディアに露出する機会が多いので、良くも悪くも目立つ存在になりがち。これはある意味メリットかも。
  • 地域おこし協力隊は任期が1年〜3年と決まっているため、その後の生活をどうするか任期中に考えておかないと路頭に迷う(私は3年でした)これも、デメリットでもあるけど、自分の人生を深く考えるきっかけになると考えたらメリットかも。
  • 車必須。地域にもよると思いますが、私が住んでいたところは車がないと買い物もままならいない場所でした。しかしながら、車必須の地域のため安く中古車を購入できるなんて話もざらにあります。私も30万円以下で中古の軽自動車を購入しました。

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