久しぶりのブログの更新となってしました。毎日書く!と思っていたのにあっという間に約2ヶ月が経過していました。
最近は人づてでパンフレットやチラシのお仕事をいただいています。
現在デザインを収入のメインとしている私ですが、美術系の学校に通っていたり、新卒の頃からクリエイティブ系のお仕事をしていたわけではなく、デザインの勉強を始めたのは30代で、子供がまだ保育園児だった子育て真っ最中の頃です。
ですので、今回は子育て中でも新しい事を始めた方や、今までとは全く違うお仕事をしてみたいという方の参考になったらな~と思い書いています。
やりたいと思った時が始めどき!私は職業訓練校を利用しました
私は10年ほど一般事務のお仕事をしていました。特にやりがいも感じない業務でしたが、資料を作ったり、掲示物を作った時に、周りの人にわかりやすいと言われたり、自分でも作る作業に没頭できたので、紙媒体のデザインをする、グラフィックデザインというお仕事に興味が出てきました。
とはいえなんの知識も無い中、どう学ぶか調べている時に、職業訓練校という制度があると知りました。この制度は、厚生労働省が職業支援の為に行っている制度で、授業料無料で講座を受ける事ができます。また、条件に当てはまれば、月10万円の給付金をうけながら受講する事ができるそうです。
その後、仕事を辞め、この制度を使い3ケ月、illustratorやPhotoshopなどのデザインソフトの使い方や、Webページ制作の基本を学びました。3ケ月学んだ結果、デザインソフトはだいたい使えるようになったので、次は実務経験を積むための準備をしました。
訓練校に行っている間、働いている時同様に、子供は保育園に預けていました。
ポートフォリオを作ろう
デザイン会社に入るためにはまずは、実績をまとめたポートフォリオが必須となります。しかし、なんの経験もなかったので、クラウドワークスやランサーズなどのサイトを使い経験を積みました。まずはコンペなどに応募するのが敷居が低くて良いと思います。コンペに応募し落選した作品も、応募した作品としてポートフォリオに載せました。
アルバイトでも充分経験を積むことができます
ポートフォリオをひっさげ、なんとか未経験ながら小さなデザイン会社にアルバイトとして採用してもらいました。
この時は、勉強させていただくという気持ちで、多少きつくても、時給が低くても一通りの技術が身につくまで頑張ろうと意気込んで働いていました。
入った当初は作業の速度も遅く、あまり良くない事なのですが業務内にあふれた仕事をこっそり家でやったりと必死でした。それでも、わからない事を会社で先輩に直接聞ける環境があるという事は、デザインを学ぶ上ですごくよかったです。
小さな会社だったので様々な業務を経験する事ができ、1年ほど経つ頃にはデザイン制作からクライアントさんとのやり取り、印刷会社への入稿まで一通りの作業ができるようになりました。
人間関係も良く居心地が良い会社たったのですが、常に締め切りに追われる業務と子育ての両立がうまくいかなくなり、だんだんと疲れてしまいました。その後、このお仕事は辞める事になるのですが、退職後もデザインのお仕事を紹介してもらったり、先輩と引き続き仲良くさせてもらったりと、技術的にも、人脈的にもこの会社での経験は私の大きな財産となっています。
その後は、楽しそうな仕事を転々とし、今に至りますが、どの仕事でもデザインの知識は役に立ち、重宝され、デザインを学んで本当に良かったと思っています。興味がある方は是非初めの一歩を踏み出してみてくださいね!
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